風水とか占いといったものは所詮は迷信で、どちらかと言えば自分とは無縁のものと思ってきた。

今回は、放送業界に携わっていた時期にこの人の評判を聞いたことがあったので、冷やかし半分ご祝儀半分で8日間受講してみた。

その結果「上手い話し方ではなく、自分の土台に合った話し方」というメソッドは、自分のようなタイプにも合点するもので楽しく進めることができた。

そればかりかこの人の説明だと、風水に興味がなかった自分にも風水を理論的なものとして受け入れられたことは、まったくもって驚きだった。

ウィズコロナの時代に、不易流行的なのものを日常の話し方に取り入れるという目の付けどころは、言われてみれば確かに有効なものだろうと思う。

なにより話す世界で25年もやってきた作家ならではの伝え方の妙は、一見以上の価値がある。「話し方風水」が世の中に広まることを期待している。

風水や占いに興味のない自分のようなタイプにも、一度試してみることをおすすめしたい。